安静時に心拍数が200まで上がってしまった飯村さん。スマートウォッチで記録した心電図で告げられた病名が上室性頻拍という不整脈だった。洞結節以外の場所から電気信号が何度も発生し心臓が速く動いてしまう。動悸にふらつきやめまいが伴う場合には血圧低下が起こっている場合がある。体内では常に交感神経と副交換神経の2つの自律神経が働いている。交換神経が優位だと心拍数が上がり、副交換神経が優位なら心拍数は下がる。飯村さんは当時、仕事が忙しく早朝から深夜まで働き詰めで交感神経が優位で頻脈気味だった。サーフィンで更に心拍数が上昇し副交換神経がうまく働かず上室性頻拍が起きたとされる。自律神経の乱れは誰にでも起きる。過度なストレスを溜めないようにと呼びかけた。飯村さんはカテーテル治療を受け完治したがスマートウォッチが命の恩人になった。