河野太郎デジタル大臣はきのう記者会見を行い、来月行われる自民党総裁選への立候補を正式に表明した。河野氏は「日本の果たすべき責任、役割は何か明確に主張し行動に移す。世界の形を議論しないといけない」と強調した。自民党の裏金事件については「政治に対する信頼の回復が急務だ」と述べ、安倍派などの議員らに不記載分を返還するよう求める考えを示した。総裁選の立候補に向けては、林芳正官房長官が「意向を固めつつある」と説明した他、上川陽子外務大臣は「推薦人について目下動いている」と強調した。一方、FNNがこの週末に実施した世論調査で、自民党総裁選に関し最も総裁にふさわしい人を聞いたところ、小泉進次郎元環境大臣が22.4%、石破茂元幹事長が21.6%だった。