自民党総裁選は国会議員票と党員票それぞれ367票ずつの合計で争われる。FNNの調査で議員票については現時点で小泉元環境大臣が50人前後の支持を固めトップに立っている。立候補を断念した斎藤経済産業大臣が新たに支持に回るなど、票の積み上げを図っている。続いて小林前経済安保大臣が40人台、茂木幹事長、林芳正官房長官が30人台後半と続く。石破元幹事長と高市経済安保大臣は30人前後の票を固めた。河野デジタル大臣は25人前後、上川外務大臣と加藤元官房長官は20人台前半と伸び悩んでいる。まだ約80人の動向は明らかになっていないが、国会議員票では大差がつきにくい情勢。FNNの世論調査、で自民党支持層が次の総裁にふさわしいと思う人は小泉氏が1位で、議員票と世論調査でともにトップに立った。2位が石破氏、3位が高市氏で、他の候補と10ポイント以上の大差をつけている。議員票・党員票、それぞれの動向を合わせると小泉氏、石破氏、高市氏の3人が競り合う情勢で、上位2人が決選投票で争う公算が大きくなっている。