奄美市笠利町にある製糖工場では、今月12日から今シーズンの操業が始まり、収穫されたサトウキビが続々とトラックで運び込まれている。工場では、サトウキビから砂糖の原料になる「粗糖」が作られている。完成した「粗糖」は北九州市の工場などに運ばれて上白糖や三温糖に精製される。県によると、今シーズン奄美大島で栽培されたサトウキビは、8月下旬の台風10号などによる被害が大きかったことから、昨シーズンより約2000トン少ない2万5611トンを見込んでいるという。奄美大島での粗糖づくりは、来年3月中旬まで続く。
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