習近平主席の妻の彭麗媛氏は、山東省の生まれで娘が1人おり、父は文化会館の館長、母は舞台女優だという。彭氏は18歳のときに人民解放軍の歌舞団に入団し、階級は「少将」で、現在の役職はわかっていない。2009年、日本の学習院大学で中国オペラ「木蘭詩篇」が上演され、彭氏は舞台演出家として、天皇陛下の隣で鑑賞していたという。公演の翌月、習主席は特例で上皇さま(当時の天皇陛下)と会見をした。実現の裏には、彭氏の策略があったとみられている。習主席は、34歳のときに10歳年下の彭氏に一目惚れををし、1987年に結婚をした。当時、習主席は福建省アモイ市の副市長だった。習主席の母の斉心さんは結婚に慎重だったが、息子の政治的ステップアップになるとして賛成したという。元中国駐在記者の福島さんは「斉心さんは習ファミリーでは非常に発言力があったんですね。習主席・彭氏の恋愛関係はずっと続いていて、習主席が別の女性と結婚していたときからだったとも言われています。当時は父親の習仲勲氏が強固に反対していて結婚できなかったのですが、彭氏は母親を攻めたら結婚できると、好意的に接していたという話が出ていますね」などとコメントした。