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- 藤村幸司 赤星憲広 小西美穂 蓬莱大介 澤口実歩
メジャーリーグ・オールスターゲームで、大谷翔平選手が初めてホームランを放った。試合前に行われた恒例のレッドカーペットでは、妻・真美子さんと共に登場。愛犬・デコピンは、大谷選手のジャケットの裏地にプリントされるという形のサプライズも。去年11月、脱北した元キューバ駐在北朝鮮外交官・リイルギュ氏が、北朝鮮国内の生々しい実態を激白。金総書記について「お茶を一緒に飲んだが、ただの平凡な人間だった」と語った。この後、専門家が激白の裏側について解説する。
オープニング映像。
メジャーリーグのオールスターゲームに4年連続4度目の出場となった大谷翔平選手が、オールスター初となるホームランを放った。試合が始まったのは日本時間きょう午前9時で、今永昇太投手はオールスターゲーム初出場。試合が行われた、テキサス・レンジャーズの本拠地「グローブライフ・フィールド」にはミニタニが現地リポート。球場の近くにあるグッズショップには各選手のオールスター使用のレプリカユニホームが並ぶ中、大谷選手だけは専用の売り場が設けられ別格扱いとなっている。オールスター恒例の“レッドカーペットショー”に、大谷選手は妻・真美子さんと登場。大谷選手は上下ブラウンのスーツに白いワイシャツ姿で、左手の薬指には指輪が。真美子さんは白のパンツドレス姿で、ドレスは大谷選手がアンバサダーを務める「HUGO BOSS」のもので公式サイトによると値段は日本円で約11万円。結婚後、初めてのレッドカーペットのため、2人の姿を見ようと多くのファンが集結。愛犬・デコピンの姿は無かったが、大谷選手のジャケットの裏地にプリントされるという形のサプライズで登場。大谷選手は報道陣のインタビューに対し、「何度来ても素晴らしく本当に光栄だなと思う。一打席一打席集中しながら自分の持っている物をしっかりと準備して出したい」 などと話している。
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- Hugo BossHUGO BOSS ホームページMLBオールスターゲーム(2024年)MLB公式ツイッターグローブライフ・フィールドシカゴ・カブステキサス・レンジャーズテキサス州(アメリカ)メジャーリーグベースボール公式インスタグラムレッドカーペットショーロサンゼルス・ドジャース今永昇太大谷真美子大谷翔平大谷翔平 ナショナルリーグ ユニフォーム 2024 オールスターゲーム リミテッドジャージ ネイビー
初のレッドカーペットとなった今永投手は黒い厚毛のジャケット姿で登場。そして、レッドカーペットショーも終わりファンのボルテージも最高潮に。遂に開幕したオールスターゲーム。4年連続4度目の出場となった大谷翔平選手はナショナルリーグの2番指名打者で先発出場。3回の第2打席でオールスター初となる先制3ランホームランを放った。待望のオールスター初ホームランでナ・リーグに先制点をもたらし、ベンチからはヒマワリの種を浴びて祝福を受けた。一方、オールスター初出場の今永昇太投手は4回ナショナルリーグの4番手として登板。1人目をセカンドゴロに打ち取り、2人目の打者から空振三振を奪った。3人目の打者はレンジャーズのセミエン選手で三者凡退に抑え存在感を示した。その直後の大谷選手の3打席目は空振三振に倒れ、この回で交代となった。試合は接戦を制したア・リーグが勝利。チームは敗れMVP受賞とはならなかったが大谷選手のホームランは全米に衝撃を与えたという。ホームランボールをキャッチした親子は「最高。家宝にする」と話した。出場を終えてインタビューに応じた大谷選手は、会見で「良いヒットが出たのが自分としてはホッとした」などと語った。レッドカーペットで話題となったデコピンスーツは大谷選手の発案。後半戦開始までの2日間どう過ごす?と聞かれた大谷選手は「早くLAに戻って良い休日を過ごして良い野球が出来るよう準備したい」などと話している。
テキサス州から中継。大谷選手は第2打席でホームランを打った。大谷選手はグローブライフ・フィールドと相性が良いそうで、これまでにシーズン中に8本のホームランを打っている。オールスターゲームには全米から、数多くのメジャーリーグファンが集まったそうだ。またレッドカーペットショーには、大谷選手と真美子夫人が手を繋いで登場したという。週末からはシーズンの後半が始まる。
きょうのオールスターの大谷選手や今永投手について、赤星さんは「今年は打者に専念していることもあり、ホームランを打ってくれるのではと思っていた。本当に見事。メジャーは1試合しかないから、どれだけ結果を出すかが大事になってくる。今永投手は今年を象徴するピッチングを見せてくれた」などとコメントした。大谷選手と並び、今永投手も良いピッチングを見せた。
本格的な夏到来。気象庁はきょう九州南部の梅雨明けを発表した。梅雨明けした鹿児島・宮崎の他にも福岡市・太宰府市などで35.4℃と猛暑日を記録。その他にも東海から西では33℃前後の蒸し暑い陽気となる中、ひときわ”熱い”場所が京都の夏を彩る日本三大祭りの1つ「祇園祭」。祭りのハイライト「山鉾巡行」が行われた。巡行の最大の見せ場、交差点で山や鉾を90度回転させる「辻回し」。10トンを超える山鉾が豪快に向きを変えると大きな拍手が沸き起こった。京都市では午後1時半までの最高気温は33.6℃で湿度も高く厳しい暑さとなったが、それでもかなりの人だかりができていた。一方、巡行の9番目を進む「鶏鉾」の車輪が壊れるトラブルが。あとに続く山・鉾が追いつく際にはぶつからないよう足で屋根を押し合い、なんとか通過するという珍しい光景も見られた。熱気に包まれる祇園祭の開場から中継でお伝えする。
京都「祇園祭」を中継。現在の京都市は39.3℃で湿度37%で暑さが体中に纏わりついている感じとのことで見物客も途中で気分が悪くなってきて運ばれる人も出たそうです。祇園祭は、千年以上の歴史がある八坂神社の祭礼。山鉾巡行(後祭)では23基の山や鉾が市内中心部を移動する。祇園祭プレミアム観覧席は、料金15万円、60席設置。7月24日、11基の山鉾が巡業。
気象庁は、九州南部・鹿児島・宮崎の梅雨明けを発表した。平年より約1週間短く、降水量は平年より多いと伝えられた。全国の最高気温が伝えられた。全体的に暑い空気に覆われているとのこと。明日は、西日本・東北北陸で不安定な天気だという。急な雷雨の恐れもあるとのこと。来週の半ばあたりに台風になる可能性がでてきたと伝えられた。
きょう、YouTuberのばんばんざいが東京・目黒区の私立高校にサプライズで登場し、警視庁目黒警察署の一日広報大使を務め、夏休みを前に高校生に対して、ばんばんざいの3人は「短時間で高収入のアルバイトは危ない」などと、「闇バイト」に巻き込まれないよう注意を呼びかけた。警視庁目黒署は「夏休みを前に今一度、闇バイトの危険性を認識し、若者が安易な考えで犯罪に加担して思い描いている夢や人生を台無しにしないでほしい」としている。
北朝鮮への絶対的指導者・金正恩総書記への批判を公然と口にする人物は、去年11月に脱北した元北朝鮮のエリート外交官、リ・イルギュ氏。韓国メディアのインタビューに応じ、祖国を捨てた複雑な胸の内を明かした。金総書記の後継者との見方もあるあの人物への思いも赤裸々に告白。内部を知り尽くした元外交官の口から語られた今の北朝鮮の実態とは。
北朝鮮の国営放送が養殖場の予定地を視察する金総書記の動向を伝えたきのう、韓国メディアは去年11月に韓国に亡命した元北朝鮮が良い交換の証言を報じた。在キューバ北朝鮮大使館の元参事官、リ・イルギュ氏は金総書記から表彰を受けたこともあるエリーご外交官だったというが、なぜ脱北したのか。エリート層の中で渦巻く不平不満。韓国統一省によると国境封鎖により韓国への脱北者は減少しているものの、海外駐在員の脱北は続いているという。リ・イルギュ氏に金正恩総書記の印象について聞くと「向かい合って座ってみるとただの平凡な人間」と表現した。健康不安が囁かれる中、顔色ばかりが印象に残っていたという。また、金総書記の娘とみられるジュエ氏にも「抱っこして歩かなければならない子供の頃から『私が姫を見せてやろう』と言ってジュエを連れ出していた」と言及。姫と呼ばれ、金総書記の寵愛を一身に受けて育ったというジュエ氏。仕えるイルギュ氏の目には「閲兵式などの公式の国家行事まで(ジュエ氏を)連れて行くので、次第に拒否感が生まれた。私がいままであの人たちの足元で様々な屈辱を受けたのに、今度は自分の子供があの幼い子の前で屈して生きてかなければならないとかと思うと気が遠くなった」とのこと。さらに北朝鮮を国際社会の中で認められる正常な国家に。金総書記が大きなショックとともに嘱望したものとは一体何なのか。そしてきょう、新たにインタビュー記事の第2弾が掲載された。明かされたのは「エリート」という言葉からは程遠い外交官の”リアルな生活”だった。
ここからは李相哲教授が解説。脱北した元外交官、リ・イルギュ氏は2度にわたって北朝鮮の兄弟国であるキューバで勤務した南米通。約10年前には違法な武器を積んだ北朝鮮の貨物船が拿捕された事件でパナマとの交渉を担当。その際には船員を開放させ金総書記から表彰状をもらった。脱北前は韓国とキューバの国交樹立を阻止する任務を与えられていたが、去年11月に妻・子ども連れて韓国に亡命。その後韓国・キューバは国交樹立を果たしている。脱北の直接的なきっかけは「努力に対する不平等な評価とそれに対する挫折感と怒り」だという。李教授は「北朝鮮では公務員や大学教授とかは給料が決まっていて、賄賂を受け取らないと収入源がない。だから貿易に従事している人たちは割と豊かに生活しているが、不平等感に不満があったんだと思う」などと説明した。北朝鮮国内での給料は月額3,000ウォン(0.3ドル程度)、海外派遣時の給料はキューバ派遣時で69万ウォン(500ドル)。キューバ駐在の外交官は中国に葉巻を密輸して利益を得ていた。リ・イルギュ氏はフランス語もスペイン語も堪能で、キューバに赴任していたほどのため位も高いが、それでもこの給料となっている。リ・イルギュ氏は金正恩総書記について「お茶も一緒に飲んだことがある。金正恩も向かい合って座っているとただの”平凡な人間”だ。近くで見ると血圧がとても高そうだった。いつも顔がお酒を飲んだように真っ赤っ赤だ。画面で見るよりもっと赤い」と話していた。また、娘・ジュエ氏については「北朝鮮国内では抱っこして歩かなければならない子供の頃から金総書記がジュエ氏を連れ歩いていた」という。ジュエ氏が後継者候補であることについてリ・イルギュ氏は「個人的には難しいと思う。絶対的な権威・絶対的な崇拝を受けるには神秘性が必要だ。いまのように露出しすぎてはどんな神秘性があり崇拝性があるだろうか」と後継者論については否定的。
習近平国家主席が、ピンチ脱却に妻を要職に起用するという。
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今月15日~18日、中国・北京で、習近平指導部が党の最重要政策の方針や人事を決める「3中全会」が、非公開で開催されている。その会議で、習近平国家主席の妻の彭麗媛が、要職に就任するという噂が流れている。彭氏は中国の国民的歌姫で、18歳で人民解放軍歌舞団に入隊し、20歳で軍専属の歌手としてデビューを果たし、年越しの歌番組では最多出演を記録している。対して、習主席の生い立ちは、15~22歳の間地方の農村で過ごし、元副首相だった父が投獄されるなど、輝かしいものではなかった。そして逆境の中、共産党に入党し、1987年に知人の紹介で知り合った彭氏と、二度目の結婚を果たした。彭氏は日本に有効的で、舞台演出家として来日して芹洋子さんと合唱したこともある。彭氏は、近年ファーストレディとしてその存在感が高まっており、外交力に国内からも称賛の声があがっている。
習近平主席の妻の彭麗媛氏は、山東省の生まれで娘が1人おり、父は文化会館の館長、母は舞台女優だという。彭氏は18歳のときに人民解放軍の歌舞団に入団し、階級は「少将」で、現在の役職はわかっていない。2009年、日本の学習院大学で中国オペラ「木蘭詩篇」が上演され、彭氏は舞台演出家として、天皇陛下の隣で鑑賞していたという。公演の翌月、習主席は特例で上皇さま(当時の天皇陛下)と会見をした。実現の裏には、彭氏の策略があったとみられている。習主席は、34歳のときに10歳年下の彭氏に一目惚れををし、1987年に結婚をした。当時、習主席は福建省アモイ市の副市長だった。習主席の母の斉心さんは結婚に慎重だったが、息子の政治的ステップアップになるとして賛成したという。元中国駐在記者の福島さんは「斉心さんは習ファミリーでは非常に発言力があったんですね。習主席・彭氏の恋愛関係はずっと続いていて、習主席が別の女性と結婚していたときからだったとも言われています。当時は父親の習仲勲氏が強固に反対していて結婚できなかったのですが、彭氏は母親を攻めたら結婚できると、好意的に接していたという話が出ていますね」などとコメントした。
文化大革命の混乱では、習主席の父親が投獄される事態となった。そんな中、母の斉心氏は「よく働き、よく学び、一切を良きに計らう。我が家の座右の銘です。後世に受け継がれても、きっと役立つでしょう」などと話していた。
香港メディアは、彭麗媛氏が軍の最高指導機関「中央委員会」の幹部考評委員会専属委員に就任したと報じた。また、台湾メディアは「軍の士気を安定させるための任命か」などと報じている。先月、新華社は、李尚福前国防相・魏鳳和元国防相が、党の規律などに違反し巨額な賄賂を受け取ったとして、党籍が剥奪されたと報じた。彭氏は、後任として、自身と同じ山東省の高官を後押ししていると見られている。彭氏について、峯村さんは「やはり中国のイメージアップのための、彭氏の外交だと思います。また、習主席の娘も共産党の仕事をしているという話も出ており、少しずつ親族で固めていく動きが出ているのではないでしょうか。習氏は自分の審美眼に自信をなくし、奥さんに頼っている状況ではないでしょうか」などと話した。
福島さんは「彭氏は、今回の三中全会では難しいとしても、2027年以降の権力を持ち続けようとすると、政治局入りする可能性があります」、峯村さんは「三中全会で政治局員が決まるパターンがないですし、行なったら禁断人事になるので、私はやらないと思う」などと話した。