5類移行後初の年末を迎えるアメ横では約400店舗が軒を連ねている。商品を入れ替えた店もあった。商品の入れ替えの原点はアメ横の歴史にあった。アメ横は食糧難の時代アメなどを売り人々の生活を支えてきた。年末の賑わいのきっかけは高度経済成長期の集団就職。上京してきた人達が上野駅から帰省する際に土産物を買うようになったという。鮮魚店の瀬上さんは祖父が鰹節の専門店をはじめ小学生の頃から手伝いをしていたという。しかし鰹節の売り上げは年々減少している。現在も客の需要に合わせ変化を続けている。コロナ禍のアメ横では約40店舗が閉店した。2023年の年末はコロナ前を上回る来客の見込みである。瀬上さんは「もうちょっとで100年企業になるのでそこまでは頑張っていきたい」などと話した。