長野県では深刻なクマ被害となっており初のツキノワグマ出没警報となった。観光地では対策が進められており、戸隠神社ではクマ警戒の看板があった。ツキノワグマが目撃された回数は去年より約200件上回り、ヒトが襲われるケースも相次いでいる。上高地ではクマとヒトが急接近したりしていた。キャンプ場でも対策を行っており、ゴミをしっかり密閉し爆竹を夕方に鳴らしクマとヒトが暮らすエリアに境界線を作っているという。野生動物との共存が重要とのことである。しかしシカやイノシシなどが農作物を荒らす被害も後を絶たず、捕獲した動物を観光資源にしていこうという動きも出ているという。公民館をリノベーションして去年4月にオープンした「awai戸隠」ではジビエ料理を提供している。また戸隠スキー場では鹿肉のバーガーがあるという。戸隠の皆さんは自然と人間の共生を探っている。