今月30日に行われる富士山女子駅伝。出場24チームがきょう発表された。6年連続出場の拓殖大学は壮行会を行った。4年生の不破聖衣来は、2021年の富士山女子駅伝で区間記録を2分近く更新する走りを見せたが、その後2年間は怪我に苦しめられてきた。ことし10月の全日本大学女子駅伝では、満足の結果を出せず涙を見せた。最後の大学駅伝でリベンジを誓う。
富士山女子駅伝に絶対的女王をして君臨するのが、大会6連覇中の名城大学。ことしも戦力充実の女王が7連覇に挑む。打倒名城の大本命は、10月の全日本大学女子駅伝で9年ぶりの優勝を果たした立命館大学。かつて5連覇の優勝を果たした元女王が覇権奪還を目指す。初優勝を狙うのが過去10年の大学駅伝で12度の2位を獲得した大東文化大学。注目は2年生のサラワンジル。先月16年ぶりに日本学生記録をマークすると、きのう行われた競技会でさらに4秒更新。史上最強の留学生が日本一へと導く。