自民党総裁選挙。すでに立候補を表明している小泉進次郎氏は、選択的夫婦別姓を巡って「賛成の立場で政治活動をしている。新たな選択肢を用意する社会をつくる」。茂木幹事長は、安全保障政策を巡って「台湾有事は日本の有事にも発展する危険性が極めて高い。平和と安定が確保される措置を取っていきたい」。石破元幹事長は、大阪市で地方議員などと面会し、党員への支持拡大に協力を求めた。「農業、業業、林業、サービス業の力を十分に発揮し地方から新しい日本をつくっていきたい」。河野デジタル大臣は、茨城県で自動運転を体験したあと、記者団に対して「実験ができる環境を1日も早くつくっていかないと」。小林鷹之氏は、耕作放棄地を活用したキウイ農園を視察した。「若い人たちが新規参入で稼いでいけるような動きを応援していく」。林官房長官は英語で記者会見し、経済情勢についてデフレ経済の終わりが見え、実質賃金もプラスになったとしたうえで「良い流れを止めることなくさらに加速させなければならない」。加藤元官房長官は、あす記者会見し、立候補に向けた決意や公約を説明することにしている。告示まで3日。推薦人の確保を目指す上川外務大臣は、きょうも党の所属議員と個別に面会するなどして、支持を求めた。