渡辺篤史が東京都世田谷区の木村邸を訪れた。建物は南側に向かって高くなる片流れ屋根。ビルトインされた駐車スペースは2台分あるが、左側にシンボルツリーのアオダモを置いていた。木が成長しやすいよう上部は吹き抜けになっていた。玄関右手は収納。左手には小さな窓があり、外の植物を見下ろすことができた。玄関から階段を三段上がって家の中へ。敷地は奥に向かって高くなっているが、それを気にさせない建物のデザインになっているという。家の正面には窓がなかったが、2階のLDKは大開口。南側に大窓があり、塀に囲まれていてカーテンは無かった。天井は斜めで最大4.5mと高く開放感があった。床はヘリンボーン。LDKから出ることができるバルコニーからアオダモの成長を見守れる。屋根には雨対策として四角い穴が開いていた。