昨日都内の北海道の食材にこだわるこの店では、鮭を使ったメニューが特に人気。しかし、今年は鮭に異変が。これまでは、国産の秋鮭を月に10回注文した場合、すべて入荷していたというが、今年はほとんど入荷できない上、仕入れ価格もここ3年で3倍以上に。チリ産を代用することで、提供価格を維持している。イクラの仕入れ価格も3倍になっているそうで、メニューからイクラを失くすことも検討しているという。北海道立総合研究機構によると、北海道近海の鮭の来遊数は、最盛期の2004年から徐々に減少し、去年は686万匹、今年は364万匹で、去年の半分ほど。平成以降過去最低になる見通し。影響は都内のスーパーでも。秋鮭が市場に出回らず、まったく入荷できない状況だという。販売している鮭はチリ産約600円ほどだが、来月からチリ産の鮭も3割ほど値上がるといい、1切れあたり780円前後になる見通し。さらに、刺身用の輸入サーモンも、価格が高止まりの状況に。スーパーの担当者によると、今年中は秋鮭が店頭にならぶことはないという。
