渡辺勇大・東野有紗は、ペア結成13年。2人の出会いは中学生で、富岡第一中学校がバドミントンの名門。渡辺選手は東京から、東野選手は北海道から入学した。出会いから1年が経とうとした時に起きたのが東日本大震災で、富岡第一中学校は立ち入り禁止となり生徒たちは練習場所を失った。震災から2ヶ月後、猪苗代町に拠点を移して活動を再開した。余り物同士で初めてペアを組み、その大会で3位に入賞した。高校3年生のときに世界ジュニアで3位になる。震災から10年、結成10年目で東京五輪銅メダルを獲得した。2人の思いは、パリでのリベンジ。