TVでた蔵トップ>> キーワード

「世界保健機関」 のテレビ露出情報

去年11月、カナダで13歳の少女が集中治療室に運び込まれた。肺などに重い症状が見られ、一時、人工心肺装置を使った治療を受けた。詳しい検査の結果、少女は通常は鳥から人に感染しないとされる鳥インフルエンザに感染していることが分かった。今、最も懸念されているのが、鳥インフルエンザのウイルスが鳥から人、人から人へ感染するよう変化していくこと。アメリカで鳥インフルエンザのH5N1型の人への感染が初めて確認されたのは3年前。WHOの最新の報告によると去年の感染者数はアメリカが世界で最も多くなり、今月5日の時点で67人に上る。多くが鳥を飼育している養鶏業者や乳牛を飼育している酪農家で、病気になった鳥や牛に接触して感染したとみられている。
警戒すべき感染症は鳥インフルエンザだけではない。WHO(世界保健機関)は加盟国と連携し、最新の技術を使って新たなパンデミックへの監視を強めている。ドイツの首都ベルリンにあるWHOの研究拠点で、次のパンデミックに備えた特別な取り組みが始まっている。画面に表示されるのは、AIによって抽出された世界の感染症や医療に関わるニュースやソーシャルメディアの情報。感染症の流行をいち早くキャッチできないかという試み。100以上の言語で1日に30万から50万の記事を検索。これまでの傾向と異なる情報を見つけていく。この日、異変が見つかったのは東アフリカのウガンダの情報。アフリカを中心に感染が確認されているエムポックスの新たな感染が広がっている可能性があることを示していた。WHOでは、100以上の国や地域の保健当局や国際機関にこのシステムを提供し、現地当局とやり取りをすることでパンデミックの芽を摘もうとしている。世界が連携して感染症対策を進める中、逆行する動きを見せているのがトランプ政権。“WHOは中国寄りだ”と批判を強めてきたトランプ大統領は就任早々、WHOからの脱退を表明し大統領令に署名した。マラリアや結核など今も多くの死者を出す感染症などの現場で対策や支援にあたり、世界の医療態勢の改善を図るWHO。アメリカはWHOの収入の14%を担う最大の資金拠出国であることから、活動への影響が懸念されている。ドイツの施設でも出張などを極力避け、オンラインでの打ち合わせに切り替えるなど、支出の削減を余儀なくされている。アメリカのWHO脱退の影響について専門家は「世界は間違いなくパンデミックに対して脆弱になるだろう」としている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月15日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタそれが知りたかった!
シーシャカフェオーナーの桑原さん。8年近いシーシャ愛煙家。先月、別の店でシーシャを吸った帰りに突然体調が悪くなったという。症状は20分ほどで落ち着いた。炭を燃やす際、シーシャは一酸化炭素中毒となる危険性がある。桑原さんにも今回、それを疑わせる症状があったという。東京消防庁と 日赤医療センターの調査によるとシーシャによる一酸化炭素中毒の疑いの救急要請は約5年半[…続きを読む]

2025年4月12日放送 22:55 - 23:00 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
「パンデミック条約」は、新型コロナウイルスの感染拡大の教訓を踏まえ、世界の感染対策を強化することを目指した国際条約で、採択に向けた条文案が大筋で合意された。また、ワクチンや治療薬の開発を加速させるため、病原体の情報を各国間で共有する、新たな枠組みを立ち上げるとしている。この枠組みでは、病原体の情報をもとにワクチンなどの開発を行った製薬会社は、パンデミックが起[…続きを読む]

2025年4月9日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代#4995 ワクチン接種による健康被害 問われる”救済”と”教訓”
副反応疑い報告制度の問題点について、磯部さんが委員長を務めている第三者委員会ではワクチンとの因果関係を評価する基準の細分化を提案しているという。

2025年4月9日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
トランプ大統領が公衆衛生を担当する厚生省などの職員を一斉に解雇したことへ反発したデモが行われていた。解雇対象には幹部なども含まれていたという。さらに、連邦政府から各州の保健当局への資金も先月、打ち切られた。アメリカではことしに入ってから感染力が強いはしかが流行し死者も出ている。トランプ大統領は就任直後、WHO脱退を表明し、資金提供を一時停止した。WHOは新型[…続きを読む]

2025年4月9日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
WHOでは新型コロナの経験を踏まえ、新たな感染症対策を強化するためのパンデミック条約採択に向けた協議が7日にスイス・ジュネーブで行われた。現在WHOはアメリカの脱退によって資金不足が予測されていて、プロジェクトの優先順位を付けたり一部事務局の閉鎖を検討するなど揺れている。こうした中今年5月の採択を目指すパンデミック条約では新規に発見された感染症を発見した際に[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.