全日本柔道選手権大会当日。試合時間は5分で、一本を取るか技ありのポイントを2つ取れば決着となり、決まらなければ審判の旗判定となる。初戦の相手は、世界選手権でも優勝経験のある66kg級の田中龍馬選手。内股を仕掛けるもポイントにならず、審判による旗判定となった。3対0で匠啓くんが判定勝ち。2回戦の相手は、ウルフアロンさんを破ったこともある同じ階級の西本幸弥選手。こちらも旗判定となり、積極的に技を仕掛けたことで3対0で判定勝ちした。3回戦の相手は、匠啓くんより約30kg重い今年の世界選手権の日本代表・太田彪雅選手。内股で果敢に攻めるも簡単に決めさせてもらえず、逆に技ありを取られてしまった。最後まで攻めたがポイントが取れず3回戦敗退という結果になった。