野末さんの弱点は洗剤を使っても汚れを上手く落としていないことだった。師匠のホメーテ渋谷さんが掃除をすれば綺麗に汚れが落ちている様子が見られる。トークとともに商品の魅力を伝えられるかが課題であり、渋谷さんは汚れの落とし方もレクチャーしていく。すると、お客さんが徐々に立ち止まってくれるようになり、この日は9点・8672円分を売り上げる形となった。結果を残して独り立ちできるようになると、ライブ配信・わくたんや、直営店・デモカウでの販売などが認められるようになる。
続いては長迫英樹さんに密着。この日は独り立ちに向けて宣材写真も撮影していた。コパ・コーポレーションでは年間の実演回数が年収にも反映されることから宣材写真も重要となっているのだといい、写りを良くするためにダイエットも行ったのだという。芸名は自分で名付けることも可能で「ズバット！長迫」と名乗ることに。コパ・コーポレーションのホームページにも姿が掲載された。1日売り上げ20万円を達成することで晴れてコパ・コーポレーションの認定実演販売士とされてテレビショッピングにも出演が可能となるが、この日は直売店・デモカウで販売を行うことに。スプレーをかけると薔薇の形となる入浴剤「秘密のバラ風呂」や、洗顔フォーム無しでも撫でるだけで毛穴汚れをとれる「洗顔パルスイタオル」、5秒磨くだけで詰めがピカピカになる「両面つめ磨き spica スピカ」などを販売していく。長迫さんは流暢な英語を交えて販売を行っていて、順調に販売数を増やしていき、実演にも人が並ぶ一方で素通りする人も多く見られた。店長のメルシーマッツさんは買わずに離れてしまう人が多い背景について相手の目を見すぎていると指摘し、目を見ると実演ではなく接客の側面が強くなるとアドバイスを送っていた。目を合わせると目を合わせた人しか買ってくれないが、目を合わせなければ興味のある人が多く集まるのだという。また、お客様が買う気でいる前は信頼関係も築かれていないことから、プレッシャーとなってしまうのだという。そして、この日の売り上げは4万3153円という結果だった。前日の反省を生かして臨んだものの説明の際に声が小さくなってしまった。メルシーマッツ店長はお客さんにも声を出してもらい喜んでもらうという作戦を提案すると、この日も徐々に人が集まってきたが、この日は6万7264円という結果で20万円には届かなかったものの前日よりは売上を伸ばす形となった。