台湾産のハタは去年の6月に禁止薬物が検出され中国は輸入を禁止していた。中国税関当局は台湾南部の屏東県や高尾市の一部の水産業者が扱うハタについて今日から輸入が再開。台湾事務弁公室は中国に融和的な台湾の野党、国民党の関係者が中国本土を方訪れ輸入再開を要望。台湾事務弁公室は状況を改善するよう水産業者を積極的に指導していた。ハタの養殖が盛んな屏東県は中国が独立勢力と見なす与党と民進党の地盤で国民党を支持すれば経済的利益に繋がると中国側は強調。中国政府は台湾に対する関税の優遇措置を来年から一部停止する事を発表し、世論を揺さぶる狙いがあると見られている。