東京中央区から中継。昨日過去最大の値下がりとなった日経平均株価、きょう午前は大幅に値を下げていた銘柄を中心に買い戻す動きが広がり全面高の展開が続いた。一時3400円以上値上がりし1990年10月の2677円を超えて取り引き時間中として過去最大の上げ幅を記録した。午前は2957円値上がりし3万4416円で取引を終えている。昨夜発表された米国の経済指標が市場の予想を上回ったことで米国の景気不安が和らぎ、円相場は一時1ドル146円台まで下落、円高が落ち着いたことを受けてこれまで大幅に値を下げていた輸出関連株など幅広い銘柄で買い戻されている。都内の証券会社では戸惑いが広がっている。市場関係者は“来週にかけても重要な指標の発表があり、米国の景気などに注目が集まっていてまだ予断を許す状況ではない”と話している。