政府が放出した備蓄米の販売が一部スーパーで始まった。値段は5kg3000円台で、パッケージには備蓄米の表記はない。備蓄米の販売元に番組が確認したところ、先週金曜日以降に販売された“楽しい食卓”は備蓄米を使用。消費経済アナリスト・渡辺広明さんは「朝8時半ぐらいから6店舗ぐらい回り探しあてた」という。3月28日横浜市のスーパーで備蓄米を購入。渡辺さんによると、横浜市のスーパーでは約1時間に4袋ほどが売れていたという。スーパーマルサン越谷花田店では、備蓄米はなかった。大手スーパーで売られているとみられ、ローカルスーパーのこちらでは今後も備蓄米が入ってくる予定はないため地元産のコメを特売5キロ3690円で販売し、20分で完売。農水省は約1600の生産者や卸売業者などに対して調査。生産者の在庫9万トン、集荷・卸売業者の在庫3万トン、小売り・外食業者などの在庫7万トン増加で合計19万トン増加とした。