高輪ゲートウェイに大手企業の幹部が集まった。学びの拠点が整備されたことが、発表された。その学びの拠点では、各企業の幹部や若手社員が集まって、人材育成のプログラムを受けている。自分を俯瞰する視点を身につけるのが目的だという。このプログラムはNPOが10年前から実施してきた。半年間かけて、自分は何者で、何をしたいのかということ。このプログラムで学んだことを実践した人がいる。生命保険会社の百田さん。6年前に、障害者の就労支援に取り組みはじめた。組織の看板を背負うのではなく、自分の意志で目指したいと考えたという。息子の大樹さんの存在があったからだという。シンガポールに訪れた百田さん。障害者を支援したいと思ったという。Who am I?というキーワードがある。自分のパッションがのるところが、障害のある方の就労の問題だったという。組織運営を学び、NPOを設立した。6年間で、70社に100人以上が就職した。百田さんは4月に帰国した。障害者の就労支援を日本でも実現したいと奔走している。自分の時間を切り売りして給与をもらっているという感覚の生き方ではなく、自分のウィルを持って能動的にいろんなことをやりたいと言う百田さん。
