イチローは今年、アジア出身選手初のアメリカ野球殿堂入りの快挙を達成。2000年代、イチローは「毎朝のカレーがルーティン」という話が広まると、朝からカレーを食べる人が続出。さらにもはや知らない人がいないであろうイチロー。最も活躍した2000年代には「好きなスポーツ選手ランキング」で9年連続1位に。そんなイチローをファンがスターだと感じた瞬間は伝説のレーザービーム。メジャー1年目の2001年、開幕からわずか8試合目で飛び出した。この日からレーザービームはイチローの代名詞となり、世界中の度肝を抜いてきた。レーザービームの本当のすごさについて栃木ゴールデンブレーブス・川崎宗則選手に聞いた。川崎選手は中学時代からイチローに憧れ、「同じチームでプレーがしたいから」とメジャーリーガーにまでなった。川崎選手は「球の低さ。タッチしやすい。イチローの球の回転が。しっかりと縦回転で低くて伸びる。落ちてこないんです。サードからしたらものすごい助かる。あれはイチローさんにしかできない」と話す。さらにトリノ五輪金メダリストの荒川静香さんは以前アメリカでイチローに会い、その時のイチローの言葉に衝撃を受けたという。荒川さんは「第一声が『美しさの秘訣ってなんですか?』って言われた。魅せ方や美しさを意識しながらプレーされているっていうことで、野球選手が美しさを求めてプレーをされているっていうのをそれから注目してイチローさんのプレーをみていたら、フライをキャッチしながらの転がり方とか、意識して魅せているんだと思ったらすごい感動した」と話す。守備でもスターだが、打撃でも本当のスーパースター。
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