アスベストは断熱性や防音性が高く長い間、建築資材として使われてきたが、吸い込むと肺がんのほか中皮腫などを引き起こすことから現在は使用が禁止されている。30~50年という長い潜伏期間ののち病気が発症するため「静かな時限爆弾」とも呼ばれている。阪神淡路大震災では多くの建物が壊れアスベストの危険性が広く知られるきっかけになった。当時は飛散対策が不十分なまま実施された解体工事も多くあったとされている。その後、大きな地震の度、対策はどんどん進められてきたが、おととし1月の能登半島地震の現場では対策が不十分なケースが指摘されている。
