中間選挙での共和党の大敗を受けた今後のトランプ大統領の動きについて。2年以上任期が残されているが議会では人事・予算の確保・法案の成立などで民主党の協力が必要になってくる。トランプ大統領は拒否権をちらつかせた上でディールをしたいと話している。いずれは内政で行き詰まり外交に力を入れていくが今まで大統領権限で関税やイラン攻撃を思うがままに進めていた経緯があり今後どのような対応をとるのかが注目されている。上下両院で圧勝した議会の採決で民主党はトランプ関税の撤廃を目指しているが、トランプ大統領の看板政策である関税をやめるとは考えにくく、貿易相手国に今後も圧力をかけ続けるとみられている。イランをめぐる対応についてはトランプ大統領が共和党の大敗はイランとの戦闘が一因との認識を示しているが、イランに核兵器を持たせないためにもう一度同じ状況になったらまた同じことをすると話している。今後は本格的な再攻撃に踏み切るか交渉するか経済制裁などで締め上げていく方法などがある。今後民主党は予算審議の主導権を握ることでトランプ政権に一定の歯止めをかけることができるが、軍事行動を止めることはできない。過去2006年の共和党ブッシュ政権では中間選挙で上下両院が大敗した際にイラク戦争に国民が反対したもののその後数万人規模の増派を発表するなど民意を無視した行動を行っていた。
