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「久米島町」 のテレビ露出情報

沖縄県久米島の名産といえばクルマエビ。生産量日本一を誇り、海洋深層水で冷やしてエビを大人しくさせているそうだ。海洋深層水は水温が低くウイルスや細菌が少なく、栄養が豊富といった特徴がある。海ブドウの養殖でも夏場に水温を下げ栄養分を補うため深層水を使っている。深層水を供給しているのは沖縄県海洋深層水研究所。沖合2.3キロ、水深612メートルで取水、久米島の取水量は日本最大。本州から進出企業もある。ジーオー・ファームが久米島で10年間取り組んでいるのはカキ養殖の研究で、世界初のあたらないカキの完全陸上養殖を研究している。海洋深層水はウイルスや細菌をほとんど含まないので、食中毒などのリスクが低いカキができる。陸上養殖の課題はエサ代とエネルギーコストで、久米島の地域資源を活用することでランニングコストの軽減をはかることができている。また深層水の活用は養殖以外でも。沖縄県 海洋温度差発電の実証設備は表層水と深層水を使って自然エネルギーをつくる設備で、温かい表層水で特殊な液体を蒸気にし、タービンを回して発電し冷たい深層水で蒸気を液体に戻す。深層水を使った温度差発電は国内唯一で70カ国以上の視察者に案内している。表層水と深層水の温度差が大きい海域が温度差発電に適している。2022年からプロジェクトに商船三井が参加、2026年ころに1メガワットの発電所稼働を目指している。久米島町は深層水をいかして経済を活性化するプランを描いている。1つ1つの技術は確立されてきているが、安定的に投資を呼び込むには取水管やインフラ整備が欠かせない。

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