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「九転十起」 のテレビ露出情報

ウクライナで戦う兄弟の姿を描いた漫画「九転十起(キーウテンジッキ)」は実話を基にした物語。描いているのは日本の美術大学1年生の福原恵さん。漫画「九転十起」は全10話の予定で、完成後に翻訳してウクライナの小学校に無償で提供することを目指している。主人公のモデルはナザール・グラバーさん。モデルや俳優として活動していたが、29歳の時に兄・イリヤさんと共に戦場の最前線で戦った。イリヤさんは一昨年の12月に仲間をかばって死亡した。ナザールさんは退役後に子どもの支援団体を設立し、自身の経験を漫画にして子どもたちに届けたいと考えた。その思いを受け止めたのが福原さんだった。きっかけは高校3年生の時に校内で募集があったことだという。ただ福原さんは応募当時は受験でウクライナの状況をあまり知らなかったといい、また武器の形やその影響力もよく分からない状態だったという。福原さんはナザールさんに教えてもらいながら作業を進め、中でも登場人物の表情にこだわっているという。福原さんは「言語は国によって違うが気持ちは全世界共通」などと話した。福原さんとナザールさんは今年7月に対面し、実際に福原さんの漫画を読んだナザールさんは「日本語が分からなくても表情や描き方で意味が分かった」などと話した。福原さんは「急に戦争に巻き込まれた主人公が自分なりの希望を見いだす漫画なので、これを読んだ子どもたちにはその主人公の姿を通して元気になってほしい」などと話した。

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