MICHIKOさんはごま油だけで40種を食べ比べしてきたといい、リビングだけでごま油以外にも大量の調味料が並ぶ様子が見られた。使い切れないことも多かったことからこれでも買う量を減らしているのだという。ライフ桜新町店では定番・かどやの「金印純正ごま油」が見られたが、純正とはごま油100%という意味なのだといい、約2800万本を1年い売り上げている。ライフのプライベートブランド「純正一番搾りごま油」は400gで581円と手頃なのが特徴だが味に遜色はない。竹本油脂の「マルホン 太白胡麻油」は香りは比較的少ないものの料理に深みをもたらしてくれるが、太白とは焙煎しない製法のことを指し色や香りは薄くなる反面旨味は深いのだという。九鬼産業「生でかけて味わうごま油」はドレッシングとしてほうれん草のナムルと合わせるとごまの旨味を楽しめる。日清オイリオ「日清やみつきオイル ごま油にんにく」はスパイシーな味わいを楽しむことができる。「金岩井純正胡麻油金口」は「ごま油はどれも同じじゃない」と教えてもらったような沼にハマるきっかけとなった商品だという。岩井の胡麻油おすすめレシピ「豚バラとシメジトマトのごま油炒め」を試食した設楽は「なにこの美味さ。香ばしいというかとがっている」などとコメント。熟練の職人が手間と時間をかけて作っている油で、香りが特に長く続き、旨みの余韻が残る料理になる。味付けはオイスターソースだけでごま油を二度使いするのがポイント。ごま油は原料でも違いがある。白ごまは香りと旨みのバランスが良く甘みがある。黒ごまは香ばしく、金胡麻は香り高く高級品。山田製油「京都山田のへんこ一番搾り 金ごま油」は1カ月かけてじっくり作られた、飲めるほど味がまろやかな商品。