今月13日に開幕した第78回カンヌ国際映画祭。日本勢も続々現地入り。「ある視点」部門にノミネートされた「遠い山なみの光」からは主演の広瀬すずさんらが参加。日本とイギリス、時代と場所を超えて交錯する記憶の秘密を紐解くヒューマンミステリー。公式上映後には観客から5分間に及ぶスタンディングオベーションが沸き起こった。最高賞・パルムドールを競うコンペティション部門には早川千絵監督の「ルノワール」が日本作品で唯一ノミネート。主演は去年女優デビューしたばかりの鈴木唯さん。主演女優賞を獲得すれば日本人初、また史上最年少記録を更新する快挙となる。