“冬の味覚”イクラやカニの価格が高騰。東京・自由が丘にあるいくら丼専門店では秋サケのイクラの仕入れ値が去年の約1.4倍に上昇し、米の仕入れ値も去年の約2倍となり明日から二色丼(並)2420円を330円値上げするという。記録的不漁で秋サケの漁獲量が去年と比べ2割減、それに伴いイクラも品薄で価格が上昇。“船上めし”が名物の店でも来月から全サイズ1000円〜1500円値上げ予定。千葉市の鮮魚店では秋サケの生すじこ(100g当たり)の販売価格を去年の約2倍となる1280円に引き上げたという。カニの食べ放題を提供する飲食店では1時間6000円で提供している“ズワイガニ食べ放題”でも値上げを検討中。店で取り扱うロシア産カニは近年中国が買い占めていて日本の輸入価格が高値傾向に。年内は値段を据え置くが、今後値上げを検討せざるを得ないという。