井上陽水の「少年時代」には元々藤子不二雄Aが書いた幻の歌詞があった。1990年リリース「少年時代」。これは藤子不二雄Aが書いた漫画を元に制作された映画「少年時代」主題歌。映画を作る際に藤子不二雄Aは友人でもある井上陽水に「どうしても「少年時代」の主題歌を作って欲しい」と依頼。井上陽水は「歌詞を書いてくれたら曲を作る」との条件で承諾したそう。そこで藤子不二雄Aは自ら詩を書き、井上陽水に送った。完成した曲を聞くと元の歌詞は「あこがれ」という単語以外全て変えられていたそう。井上陽水から「詩は使いませんでしたが、心はいただきました」とメッセージがあったそう。藤子不二雄Aは自分のイメージをはるかに超えた出来に大満足。曲自体も井上陽水の代表作になった。言いたい「11」。