富士急行線は、どの駅も富士山がみえる。下吉田駅で降りてみると、商店街がある。そこを過ぎると和菓子屋の『富士吉田金精軒・富士茶庵 』があったので訪れてみた。おすすめは、夏菓子の限定品商品の”水信玄餅”だ。賞味期限が30分という幻の商品とも呼ばれている。お店の2階のカウンター席からは、眺めが良く富士山が目前にみえる。水晶のようにみずみずしくプルプルした信玄餅にきな粉と黒蜜をかけて味わう。横尾は『おいしい』などと語った。さらに黒豆茶と良く合うとのこと。『富士茶庵』は、明治16年から米屋として営業してきた井出商店が富士吉田店としてリニューアルし去年オープンした。夏の間だけ販売される水信玄餅は、ごくわずかな寒天とグラニュー糖だけで富士山の伏流水を固めて作っているので、30分を過ぎると水に戻ってしまう。6月から9月までの土・日・祝日だけ販売している人気の限定商品となっている。