大阪府知事と大阪市長のダブル出直し選挙に、同じ大阪府内の市長らから激しい抗議の声が上がっている。大阪府交野市の山本景市長は、Xで「ここまできたら、大阪府知事によるただの権利の濫用による各市長や各市役所職員へのパワハラではないか」などと、吉村知事を痛烈に批判した。大阪都構想を争点として、総理による解散総選挙と同じ日になることを狙った大阪の出直しダブル選挙。これが自治体の大きな負担になるという。理由は選挙期間の違いで、公職選挙法では衆院選は公示から投開票まで12日以上と定められている。一方大阪市長選挙は14日以上、大阪府知事選挙は17日以上とさらに長くなっている。衆院選の投開票日に合わせるとなれば、選挙期間の長い市長選や知事選はより早く準備する必要がある。他の市長からも「選挙事務があることを理解していない」「行政の長としては到底理解できない」などの声が上がっている。箕面市の原田市長は、先週出直し選挙の方針に抗議する文書を提出した。しかし吉村知事と横山市長は辞職願を提出した。自民党など他の政党はこの出直し選挙を批判し候補者擁立を見送る方針で、ダブル選挙は無投票当選となる可能性が出ている。
