京地どりはとってもデリケートでシャモのオスと横斑プリマスロックのメスをかけあわせて生まれた。濃厚な旨味とジューシーさを兼ね備えた京都オリジナル地鶏。シャモを使ったのは坂本龍馬の好物シャモ鍋がきっかけ。京地どりを育てる上で重要なのはエサで、もみ殻付きの米と竹粉を使う。竹粉は筋胃の動きを活発にしてエサの消化を促す。暑いときは飲水に氷を入れて食欲をアップさせる
。ひよこのときは1日4～5回見回りする。京地どりプロジェクトは1989年に始まり1991年京地どりが誕生。しかし、同じ頃に地鶏ブームが来て逆風となった。15年前若手生産者が参加し現在は4軒。京地どりの塩焼きを試食したユージは「かむたびに肉汁がジュワーッ」などと話した。