包丁の神、おいりさんの自己ベストは8m46cm。2時間20分かけてむいたという。大会の会場はゼスト御池で行われる。そして今回の大会の挑戦者を紹介。1人めは京都祇園にならぶ料亭、祇園きだで料理人を務める川端善之さん。かつらむきの速さではスピードキングと呼ばれる。2人めは京都上木屋町路地奥にある、老舗京料理さつきの料理長、浜田剛さん。かつらむきを競う大会で6連覇中。今回のルールは制限時間は3時間。長さ10cm以上、直径10cm以下。大根が途中で切れた場合は切れたところまでが記録となる。川端さんは今回の大会のためにむきもの包丁を購入。おいりさんが辻調理師専門学校の先生として在籍していたころ、川端さんは料理の全国大会出場でアドバイスをもらったという。自己ベスト12m65cmの浜田さんが使う包丁は薄刃包丁。今回使用されるのは規格外品の「うしく河童大根」。川端さんは1時間37分で終了。浜田さんは2時間46分で終了。指の痙攣に耐えながらかつらむきを続けるおいりさんは、約5分を残し大根が切れた。
住所: 京都府京都市中京区京都市中京区木屋町通二条下る上樵木町495