「GRIMP JAPAN 2023」は徳島・三好市で行われた。崖や建造物が舞台となりリアルな事故現場が再現される。24チームの消防士たちが集結した。大会は5人1チームで10種目を2日間にわたって競い合い、各種目で与えられる点数の合計で順位が決まる。番組では最も激戦が予想される「法面救助」「中洲救助」に注目。DAY1「法面救助」は、作業員が崖の中腹で事故に遭い網に引っかかっている設定。立ち入り禁止ゾーンから先は崖の設定で、足が触れても減点。1人目が要救助者が残したロープをたどって崖の上まで救助用ロープを運ぶ。2人目が要救助者のもとに向かい担架に収容。下にいる隊員がロープを引っ張り要救助者を地上に降ろしたらレスキュー完了。評価ポイントはスピード、安全性など。110点満点で審査される。大会初代チャンピオン「NR JAPAN」は3年ぶりの王座奪還を目指す。「JAPAN WEST 9PM」は昨年、日本チームとして初めて世界大会でも優勝した。イギリスからやってきた「Intervention Rescue」は昨年の世界大会で2位に輝いた。初日は法面救助で半数以上のチームが40分以内にクリアするというハイレベルな戦いになった。今大会では1日5種目が行われた。初日を終えた時点での順位は3位「JAPAN WEST 9PM」、2位「Intervention Rescue」、1位「NR JAPAN」となった。