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「京都絞り工芸館」 のテレビ露出情報

絞り染めを愛してやまないコルネリアさんに密着。下絵は絵に描いた原寸大の下絵を型紙の上に写す。絞りの種類は異なるため、次の工程の職人に説明のために掘り分けおり、絵師は50種類以上ある模様を伝える。着物を作る際は15万以上の粒を正確に彫る。下絵から型彫りまで丸4日かかる。するとここで松本さんはメガネを変えた。松本さんは老眼鏡に変えるのを忘れていたと話す。メガネを替えたことでスピードアップ。そして、コルネリアさんは型掘りの仕上げに挑戦した。そして型をほった型紙が完成し青花紙を使う。青花は水で消えるため青花を汁がついた生地の上に水を垂らすと消える。下絵の切り込みに沿って満遍なく塗る。日本古来からの色は約3000色あり、コルネリアさんが気になった小豆色を選んだ。
水だけで消える青花紙の秘密を探るためやってきたのは滋賀・草津市で青花を栽培する中村さんの元へ向かった。青花はツユクサの一種で江戸時代に京鹿の子紋や友禅染が盛んになるとともに下描きの絵の具として草津で生産し最盛期には専業農家が約500軒存在した。化学染料の登場などで生産量は激減し現在生産するのは3軒のみとなっている。コルネリアさんは青花摘みを体験。青花は花びら以外のものが入ってしまうと色味が代わり水が溶けなくなってしまう。さらに毎日早朝に花が咲き、昼頃にしぼむため早い時間にだけしか作業できない。根気がいる作業のため昔の人は地獄花と呼んでいたという。収穫した青花の花弁を器に入れ揉むように絞り、さらに袋に花びらを入れて絞ることで液が絞られ、刷毛で和紙でむらなく塗り込み一晩かけて乾燥。これを繰り返し1週間から10日くらいやり紙の重さが400gになるまでやる。そして見学と体験を終えお礼を言うと中村さんから青花紙をプレゼントしてくれた。
続いて括りの作業。下絵に糸入れを行う。傘巻き絞りを施すのは括り職人の村上友司さん。村上さんは生地を筒状に縛り上げ染め、開いた傘を上から見たような模様になる傘巻き絞り専門の括り職人。村上さんの作品の中には1年の月日をかけ約1000個の傘巻き絞りを施した着物があり約500万円の値がつく高級品となっている。コルネリアさんはフランスでも傘巻き絞りに挑戦していたが輪郭が滲んでしまっていた。村上さんは腕が必要であることときちっと仕上げるには「絞り台」と呼ばれる道具が必要と説明しお手本を披露。全体に均等に意図が掛かるようくくることで固く絞り、この時偏りがあれば染料が染み込んでしまう。コルネリアさんもチャレンジし1時間かけてきれいな傘巻き絞りができるようになった。
その夜京都絞栄会行きつけの和食居酒屋で職人さんたちがコルネリアさんの歓迎会を実施され胡麻豆腐などを堪能した。飲みの席では絞り染めを好きになったきっかけなどについて説明した。そしてアラン・ドロンやジャン=ポール・ベルモンドは好きかなどの話をした。
続いて帽子絞りを教わるコルネリアさん。教えてくれるのは括り職人歴47年の小島基裕さん。コルネリアさんは来日前帽子絞りを教わりたいと話していた。帽子絞りは染料が少しでも入ると形が崩れてしまう。染めたくない部分を根寄せをし口の大きさにあわせた芯の中に栓を詰める。コルネリアさんは割り箸と新聞紙を使った栓を使っていたが割り箸と新聞紙の間から染料が入ってしまう可能性があると話した。帽子絞りは栓づくりが重要となっている。小島さんは栓づくりを披露した。使う糸は水につけことで摩擦が無くなり強くなると話し、麻糸は20種類以上を使い分ける。大きな帽子絞りは全身の力を使って括っている。コルネリアさんは帽子絞りに挑戦した。
その夜鹿の子絞りの浴衣を着て祇園祭に参加。祇園祭の山鉾は疫病の神である疫神を集め依代として組み建てられる。コルネリアさんは信昌さんから鉾の向きを変えたりする方法などを説明をウケたりした。
続いての工程は染め。教えてくれるのは染め師の若林賢治さん。染め師を始めてから50年以上だという。コルネリアさんが選んだ小豆色をつくっていく。
住所: 京都府京都市中京区中京区油小路通御池下る式阿弥町135−5

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月11日放送 20:00 - 21:54 テレビ東京
世界!ニッポン行きたい人応援団(世界!ニッポン行きたい人応援団)
今回ニッポンに招待したのはフランスからやってきたコルネリアさん。入国審査の時に滞在先を書かなきゃいけなかったが場所を知らなかったため職員に「世界!ニッポン行きたい人応援団」のボードを撮った写真をみせると「ああこれね」と通してくれたと明かした。そんなコルネリアさんが愛してやまないのは「絞り染め」。出会ったのは2023年6月でフランス・ベグルで一軒家で夫と息子の[…続きを読む]

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