今回の世論調査で表現の変化も見えてきた。使われなくなりつつある言葉として「部下に会社で仕事後にかけるなら」「お疲れ様(でした)ご苦労様(でした)ありがとう(ございました)その他」でご苦労さまという表現が10%と減少、お疲れ様、ありがとうが増加する結果だった。意味の理解度も変化し「潮時」は本来のちょうどいい時期という意味から「物事の終わり」という意味で使う人が増えてきたころからコミュニケーションを取るうえできをつけなければならない言葉とも言える。またにやけるは本来「なよなよしている」だが薄ら笑いを浮かべているとした意味で使用する人が今回8割を超えた。SNSの普及の影響についても聞いているが全体74%が利用、約9割がSNSの普及が言葉の使い方に影響していると回答した。「映える」は写真を写す時などにきれいにおしゃれに見えるといった意味で使う人は幅広く使用、一方「エモい」は20代以下が圧倒的だった。