先週、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」。今回初めてSNSの普及が言葉の使い方に影響するかが調査され、「略語が増える」と答えた人が最も多く8割以上となった。街では「メロい」「えね」などを使うといった声が聞かれた。減少傾向にあるという言葉が「ご苦労様」だという。今回の調査では本来と異なる意味で使われている言葉も。「潮時」は「ちょうどいい時期」。「にやける」は本来「なよなよしている」という意味。今回の調査では81.9%が「薄笑いを浮かべている」という意味で使っていることがわかった。新しい言葉の普及の裏側にあると見られているのがSNS。利用率は10~40代が9割位上、70歳以上でも4割近くがSNSを利用している。約9割が「SNSの普及は言葉の使い方に影響」と回答しているということ。