能登半島地震で被害を受けた石川県穴水町のワイナリーで地元で収穫したブドウを使った今シーズンのワイン造りが始まった。石川県穴水町のワイナリー。従業員が白ワイン用のブドウを一つ一つ収穫した。こちらのワイナリーでは能登半島地震の影響で貯蔵庫などからおよそ1万リットルのワインが流出するなどの被害を受けたがおよそ4か月後に営業を再開した。収穫されたブドウはワイナリーに持ち込まれ専用の機械で粒と軸に分けたあと果汁をしぼる作業が行われた。ことしは天候に恵まれたことなどから例年どおりの生産が見込まれていて11月中旬から新酒の販売が始まる予定。