能登半島地震では土砂災害で道路が寸断されて多くの集落が孤立状態となり救助活動や支援物資の輸送が困難となった。房総半島も3方向を海に囲まれて同様のリスクが有ることから、千葉県は30市町村958集落を対象に地震・大雨による土砂災害・津波等でどれほどの集落が孤立の恐れがあるか調査をした。その結果速報値では約500集落が孤立の恐れがある事が判明し、同様の調査を平成25年に国が行っていた際には34集落に留まっていた。大幅増加の理由について千葉県は調査対象の集落を増やしたことや土砂災害警戒区域の指定が進んだことなどを理由としている。