アメリカのトランプ大統領と日本時間のきのうホワイトハウスで向かい合った赤澤経済再生相。約50分間会談した。トランプ大統領との会談の後、赤澤大臣はベッセント財務長官らとの初めての閣僚交渉に臨んだ。この交渉で、一連の措置は極めて遺憾だとして見直すよう強く求め、双方は可能なかぎり早期に合意し、首脳間での発表を目指すことで一致した。赤澤大臣から電話で報告を受けた石破首相は、早期の交渉妥結を目指し取り組む考えを示した。今回の会談や交渉について、政府・与党内では”トランプ大統領に主導権を握られるのではと懸念もあった中、初回としてはうまくいった”という受け止めが体制。アメリカ側は、自動車や農業などの分野をめぐり従来からの主張を繰り返しているとのこと。安全保障の分野について日本側は、すでに防衛力強化に取り組んでいるとして、関税措置の交渉とは切り分けたいとしている。