能登半島地震の影響で1日1往復の運航が続いているのと里山空港の「能登−羽田便」について、全日空は1日2往復体制にすることを発表した。奥能登を襲った豪雨災害からきのうで2カ月。石川・珠洲市・大谷小中学校には今も避難者が身を寄せている。避難所を管理運営・川端孝さんは「現在27名が避難している」と語った。能登の復興に向け交通アクセスの向上が求められるなか、全日空が、1日1往復体制を12月25日から午後に往復便を増やすと発表。地震前と同じ1日2往復体制になる。復旧作業を支援する災害ボランティアなどが多く訪れる仮設飲食店街の責任者・笹谷将貴さんは「1便だけだと調整がつかず(復旧作業を)見送りのケースも多かった。2便に増えたことで不満が解消されれば」と語った。