きのう日本相撲協会から退職した元横綱・白鵬翔が会見を行った。退職理由は宮城野部屋の一時閉鎖。ことの発端は元幕内・北青鵬の暴力問題。白鵬は相撲協会への報告を怠ったとされる。白鵬は弟子と共に伊勢ヶ濱部屋へ移籍、部屋付き親方として後輩でもある照ノ富士親方と共に弟子の指導にあたってきた。伊勢ヶ濱親方の定年退職に伴い元横綱・照ノ富士が継承した。スポーツライター・小林信也は「(相撲協会が)なぜそこまで厳しくするのか誰もが疑問だったと思う」、相撲ジャーナリスト・横野レイコは「照ノ富士のもとでは大義名分がつかない」とコメント。15歳でモンゴルから来日した白鵬は、初土俵から6年4ヶ月後の2007年に横綱に昇進。前人未到の幕内優勝45回を記録し、約14年横綱として君臨した。視聴者の意見「数々の記録を残したのは事実、もったいない気持ちが大きい」「角界の外での活躍に期待したい」などを紹介。白鵬は「世界相撲グランドスラムという構想のもと相撲を広めてまいります」と語った。世界相撲グランドスラム相撲は子どもから大人・女性も参加する相撲の世界大会で、トヨタ自動車も後押しするという。白鵬は「相撲を五輪競技にしたい」と話し世界と相撲のつながりを強く意識していたという(スポーツ報知)。