この日は前日の雨の影響で山道がぬかるみ。滑りやすくなっていた。さらに山頂方面は雲に覆われ夕方から雨が降る予報に。午後3時15分、山頂に異常はなく山岳救助隊は下りのルートへと向かった。その頃山岳救助隊の待機場所に通報があり、東山道の中腹「12丁目付近」で高齢の男性が下山中に滑って動けず、骨折の疑いがあるという。山頂にいる隊員にも無線で情報が入った。隊員は救助道具などが入った重さ約20kgのリュックを背負い、岩場の急斜面を駆け下りていった。連絡を受けてから17分後、登山道で座り込む高齢の男性を発見した。男性は73歳で、1人で山頂まで行き下山中にけがをしたという。通報者によると前日の雨で濡れた岩場で足を滑らせ、倒れた際に腕を強打したという。救助隊は負傷した腕を固定し、5人の隊員で交代で背負って下山することに。背負う隊員の余力があるうちに次の隊員へと交代し、二次被害につながらないよう注意して下山した。搬送開始から約15分、消防署の隊員が合流した。応急処置を施し、再び移動を開始した。午後4時50分にケーブルカーの駅に到着し、無事に麓まで到着した。その後男性は右ひじの骨折と診断され手術し、現在も入院しているという。神奈川県伊勢原警察署の北條保得警部補は「ゆとりのある計画を立て必要な装備品を持って登れば、安全に楽しく登山ができる」などと語った。
住所: 神奈川県伊勢原市田中819
URL: http://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/73ps/73_idx.htm
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