今週は日テレこどもウイーク。きょうは小学5年生のなつきさんとたのさんが参加。きょうのギモンは「『比較』がこどもに悪影響?」。ポイントは「どうしたら『比較』をやめられる?」、「家族で夕食・良い影響?」。アンケート「親があなたと誰かを比べることはありますか?」で「よくある」、「時々ある」と答えた子どもは51.6%。「どんなことで比べられたのか」で最も多いのは「勉強」で75.0%。「比べられてどんな気持ちになったか」では67.3%が「いやだった」、「少しいやだった」と答えている。比較されると子どもたちにどういう影響を及ぼすのか。エビデンス共創機構・伊芸研吾代表理事が今回のアンケートを分析したところ、親に比較された経験がある子どもは家庭での満足度が低く親に悩みを相談しない傾向があり、学校での満足度も低く「学校に行きたくない」と感じる傾向もあるという。教育経済学者・中室牧子教授によると、比較されて集団の中で順位が低くなると数年後の学力や大人になってからの賃金が低くなる傾向があったという。今回の調査では、夕食について約9割が「家族と食べている」と答えた一方、約1割が「ひとり」「きょうだいだけ」「塾などで友だちと食べている」と答えた。ほかの回答と分析すると、家族で夕食を食べている子どものほうが家庭の満足度が高く、学校生活の満足度も高いという結果が出た。教育経済学者・中室牧子教授によると食事の時間は子どもと向き合う時間になりやすいが、食事にこだわる必要はなく「子どもと接する質の高い時間」を意識すればいいのではないかと指摘する。「質の高い時間、質の低い時間」の例を紹介。今回の調査では約7割の子どもが「親と話したい」「とても話したい」と答えている。