今朝、セブン&アイHDが「創業家による買収提案(MBO)が頓挫した」と発表。カナダのコンビニ大手「クシュタール」から7兆円規模の買収提案を受けている。創業家(伊藤副社長など)を軸に自社株を買い非上場化するMBOを目指していた。創業家は買収防衛策に必要な9兆円規模の資金集めるために奔走、アメリカの投資ファンド、タイの大手財閥、伊藤忠商事が出資を検討していた。今朝、伊藤忠商事が「検討終了」を発表。タイの大手財閥も出資しない意向を表明しており創業家は買収計画の断念に追い込まれた。これを受けてセブン&アイの株価は一次12%超の急落。セブン&アイHDは全ての選択肢を精査・検討していくとしており、独立路線継続に厳しい状況となっている。