南会津町の伝統行事「会津田島祇園祭」で花嫁姿の女性たちが街を練り歩く七行器行列が行われた。800年以上の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている会津田島祇園祭は、きのうから3日間の日程で行われている。2日目のきょうは一番の見どころの七行器行列が行われ、花嫁姿の女性や裃姿の男性などが約700m先の神社を目指した。注目は色鮮やかな花嫁衣装姿の女性たちで、今年は県内外から40人が参加した。行列は30分程で神社に到着し、お供え物のお神酒や塩サバなどを入れた行器を五穀豊穣や無病息災を願って献上した。会津田島祇園祭はあすまで行われる。