国会では昨日までの3日間で各党の代表質問が行われた。立憲民主党の古賀之士参院議員は、山田文部科学政務官が女性との不適切な関係を報じられ辞任したことを追求し、岸田首相は「任命責任を重く受け止めている」と述べ、信頼回復に努める考えを示した。今日からは衆議院予算委員会で基本的質疑が行われる。与党側は政府の所得税等の定額減税や、住民税非課税世帯への給付について、国民に丁寧に説明するよう求めるとしている。また「ライドシェア」導入について政府の見解を聞くことにしている。一方野党側は、減税と防衛費の財源を賄う増税の整合性や、内閣改造で就任した閣僚の資質をただすとしている。また旧統一教会の問題を巡り、被害者救済にあてるため教団の財産を保全する法整備に取り組むよう求めるとしている。