新潟県佐渡市は4万6084人。2024年には佐渡島の金山が世界文化遺産に登録された。また独自の文化も数おく育まれてきた。その中の一つは鬼太鼓。こよなく愛する男性がいる。齋藤博文さんは51歳。英語が堪能で住んでいるのは春日町。鬼太鼓には鬼面が使用されるが代々受け継がれていた。島内のいたるところで行われている鬼太鼓は五穀豊穣や地域の安全を祈るお祭り。120もの団体があり、地域ごとに鬼の顔や踊り、行われる時期も異なる。2月にあつまっていたのは春日鬼組のメンバー。2ヶ月後の祭りに向けて決起集会を行った。
昭和6年に設立された春日鬼組。現在のメンバーは50人。子どもから高齢者まで所属している。春日鬼組で会長をつとめる齊藤さん。鬼太鼓以外でつとめるのは中古のアパートをDIYしリノベーション。祭りにやってくる人々のゲストハウスを作るという。2023年まで佐渡市役所に勤務していたが自分と家族、地域を見つめ直したいと49歳で早期退職。現在は貯金を切り崩す生活をしている。ゲストハウスの運営は長年の夢だったが、思うように進んではいない。また足に怪我を負い、手術を余儀なくされた。若い頃、齊藤さんはアメリカの文化に憧れて佐渡の高校の卒業後にワシントン州の大学で、社会学を専攻。しかし挫折に異国人というだけで判断されていたところがあったという。よそ者として生きる疎外感を味わった経験は子どもの頃にもあり、学校が違かったために地域に鬼太鼓チームに入れなかったという。春日鬼組に加わった齊藤さんは、自身の経験から誰でも参加できる鬼太鼓組を目指す。27年前に佐渡に居住した佐橋さん。春日町の住民でもなかったが、太鼓を叩かせてもらい、春日鬼組のメンバーになった。
祭りまであと一ヶ月、この日から毎日稽古を行うが、佐橋さんは太鼓を叩くが、その裏打ちの名人。そのリズムにあわせて踊るのが鬼。未だ多くの地域で女性が鬼になれない伝統が残るが、女性や子どもも鬼になれるのが春日鬼組の特徴。福嶋さんは鬼太鼓で鬼をつとめる。子どもたちにとっても憧れの存在だという。しかし佐渡の人口は、年々現象している。鬼太鼓組が存続することは当たり前ではない。竹内さんは浦川鬼組に所属している。後継者不足を感じるという。また技術者の高齢化も課題で、佐渡で唯一鬼面作りの職人だった渡邉さんは今年3月に亡くなった。お面を残したいと渡邉さんから面作りを学んでいたという齊藤さん。この日父と一緒に練習にやってきたのは中川凛海ちゃん。その父は春日鬼組のスタープレイヤー。
祭りまで後2日、ゲストハウスにアメリカから来日した和太鼓愛好家たちがやってきた。ティファニー・溜渕さんは和太鼓の講師で20年以上前から祭りに参加。いよいよ祭りがスタートし、1日200世帯を門付けするなどし厄を払い幸せを祈願する。福嶋さんも鬼の一人として踊りをした。福嶋さんは子どもたちの前でも舞を披露。そして大人の女性も鬼となって踊る。春日さんは居住してきたが芸能を通して地域を好きになると答えた。さらに中川さん親子も太鼓を叩き祭りを盛り上げた。
昭和6年に設立された春日鬼組。現在のメンバーは50人。子どもから高齢者まで所属している。春日鬼組で会長をつとめる齊藤さん。鬼太鼓以外でつとめるのは中古のアパートをDIYしリノベーション。祭りにやってくる人々のゲストハウスを作るという。2023年まで佐渡市役所に勤務していたが自分と家族、地域を見つめ直したいと49歳で早期退職。現在は貯金を切り崩す生活をしている。ゲストハウスの運営は長年の夢だったが、思うように進んではいない。また足に怪我を負い、手術を余儀なくされた。若い頃、齊藤さんはアメリカの文化に憧れて佐渡の高校の卒業後にワシントン州の大学で、社会学を専攻。しかし挫折に異国人というだけで判断されていたところがあったという。よそ者として生きる疎外感を味わった経験は子どもの頃にもあり、学校が違かったために地域に鬼太鼓チームに入れなかったという。春日鬼組に加わった齊藤さんは、自身の経験から誰でも参加できる鬼太鼓組を目指す。27年前に佐渡に居住した佐橋さん。春日町の住民でもなかったが、太鼓を叩かせてもらい、春日鬼組のメンバーになった。
祭りまであと一ヶ月、この日から毎日稽古を行うが、佐橋さんは太鼓を叩くが、その裏打ちの名人。そのリズムにあわせて踊るのが鬼。未だ多くの地域で女性が鬼になれない伝統が残るが、女性や子どもも鬼になれるのが春日鬼組の特徴。福嶋さんは鬼太鼓で鬼をつとめる。子どもたちにとっても憧れの存在だという。しかし佐渡の人口は、年々現象している。鬼太鼓組が存続することは当たり前ではない。竹内さんは浦川鬼組に所属している。後継者不足を感じるという。また技術者の高齢化も課題で、佐渡で唯一鬼面作りの職人だった渡邉さんは今年3月に亡くなった。お面を残したいと渡邉さんから面作りを学んでいたという齊藤さん。この日父と一緒に練習にやってきたのは中川凛海ちゃん。その父は春日鬼組のスタープレイヤー。
祭りまで後2日、ゲストハウスにアメリカから来日した和太鼓愛好家たちがやってきた。ティファニー・溜渕さんは和太鼓の講師で20年以上前から祭りに参加。いよいよ祭りがスタートし、1日200世帯を門付けするなどし厄を払い幸せを祈願する。福嶋さんも鬼の一人として踊りをした。福嶋さんは子どもたちの前でも舞を披露。そして大人の女性も鬼となって踊る。春日さんは居住してきたが芸能を通して地域を好きになると答えた。さらに中川さん親子も太鼓を叩き祭りを盛り上げた。
住所: 新潟県佐渡市千種232