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「佐藤一斎」 のテレビ露出情報

明治大学文学部教授である齋藤孝が「いつも話が浅い人 なぜか話が深い人」をテーマに講演を実施。齋藤は話が浅いとは本質に届かず、展開せず、直感力が足りないのだと伝えた。齋藤は小学生に一日で坊っちゃんを全て朗読させる授業を行った際に、子どもたちの感想から知性が感じられるようになり、読んだ本が深ければ自然と深い話ができるようになるんどと伝えた。齋藤は本を文庫本でもいいので本を持ち歩くことで、本が深ければ自然と話しが深くなり、本から引用するのを勧めるなどと告げた。齋藤は言葉の力の例えとして「今汝は画れり」という言葉を紹介し、ふとした時や怠けそうな時に思い出して奮い立つことが出来るなどと説いた。
齋藤は古典力と、古典から引用する力が大切であり、また結びつけることで深みが増していくなどと解説した。齋藤は井上尚弥の試合を観戦した時、井上を視る上での見方は多様にあり、カメラマンの場合には本当に素晴らしい瞬間は1枚しか撮影することはできないため逃さないようにしているなどと伝えた。齋藤は経験の中で体験したことのある視点の立場から話すと生きた内容なるなどと説いた。
齋藤は将来教員を目指す生徒たちに論語を1冊読んでもらい、その中から10個重要でいて自分の経験を結びつけて話したくなる言葉を選ばせることで、自分のエピソードに論語を付け加えて深みを増させるトレーニングになっているなどと伝えた。齋藤は流行っている映画などを観ると刺激を受ける言葉も多く、最近では大谷翔平の「今日だけは憧れるのをやめましょう」という言葉は対戦相手へのリスペクトも含まれ、それとともに終盤にかかってくる気持ちの負荷への処方にもなっている素晴らしい言葉などと説いた。齋藤は座右の銘というものはいくつあってもよく、見える場所に書いて貼っていくと効果的などとレクチャーした。齋藤は儒学者である佐藤一斎の「言志四録」には、佐藤一斎が自身の精神を鍛え磨くために綴った言葉たちであり、そうした言葉を見ることで見た者の精神も鍛えられるなどと告げた。齋藤は意味ある話の練習は最初は15秒から練習し、徐々に長くして行けば、いつの間にか長時間意味ある話ができるようになっているのだと話した。

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