政府がクマ対策パッケージを取りまとめた。大きく3段階に分かれていて、緊急銃猟についてノウハウや事例の周知、専門家の派遣などはすでに着手している。きのうからは警察によるライフル銃でえのクマ駆除が始まった。さらに自衛隊や警察OBなどに協力を要請し駆除の人材を確保していくとのこと。こうした緊急的な対策のほか、ガバメントハンターへの支援や誘引物の撤去などが短期的な対策として含まれている。さらに中期的にはガバメントハンターなどの育成や人とクマの生活圏の棲み分けなどが目標として掲げられた。専門家によるとクマは一度食べた物や行った場所を覚えているなど学習能力の高さが対策のネックとなるため、クマの学習に合わせて対策もアップデートする必要があるとのこと。